チェコ共和国、新型軍用機関車を獲得

チェコの機関車メーカーCZ LOKOは、初の国内軍用ディーゼル機関車の注文を受けた。同社はカースラフにある空軍基地にEffiShunter 1000型機関車1台を納入する予定である。この機関車は契約締結後120日以内に納入される予定で、主に基地内で航空燃料を輸送するタンク車の入換作業に使用され、軍事物流輸送の効率的な運営を確実にする。

EffiShunterシリーズの機関車の主な強みは以下の通りです。まず、ヨーロッパ域内排出規制（ステージV）に適合し、ディーゼル燃料の消費量が少ないエンジンを搭載しています。この特徴は環境保護の要件に合致するだけでなく、多くのヨーロッパ諸国の鉄道当局による緊急用機関車の調達入札において、必須の指標ともなっています。次に、自動列車制御装置（ATC）とヨーロピアン列車制御システム（ETCS）の2つの車載システムを同時に装備しており、さまざまな運用シーンにおける要件に対応できるほか、操車作業時の安全性と安定性を高めます。